お役立ち情報
スクーターのキャブレター掃除
長年放置されたスクーターは、エンジンがかからなくなります。
その原因の多くは、キャブレターの詰まりです。
キャブレターの役目は簡単に言いますと、ガソリンタンクからの燃料を空気と共にエンジン内部に噴射するところです。
内部に入った空気と燃料は、プラグの火花で引火&爆発するのです。
放置バイクなどは、キャブレターの内部に残ったガソリンが徐々に乾いて、ガソリンの残りカスがへばり付き、噴射するノズル的な部分を
詰まらせてしまうのです。
長く放置されたバイクなどを直す時はキャブレターの清掃は必須です。
こちらの古いスクーター(ホンダタクト)
外装を外し、キャブレターを外していきます。
手に持っているのがキャブレターです。
バイクは、エアクリーナー ⇒ キャブレター ⇒ エンジン ⇒ マフラー の順番でくっついております。
ネットで調べればキャブレター内部の仕組みは簡単に調べられます。
キャブレター掃除は、キャブクリーナーを使います。バイク用品店で購入可能です。
精密部品が多いので気を付けてください。
一通り清掃をし、ガソリンを噴射するノズル(メインジェット、スロージェット)やガソリンの通り道の詰まりなど確認します。
キレイになったら組み付けし、エンジン始動を試してみましょう。
エンジン始動ができなければ、他の原因を探りましょう。
ちなみにバイク整備屋さんでお願いすると、スクーターでしたら、5000円~数万円ほどします。